日課・業務 仮性クループ

本日も終了。

最近、クループ症状の方が居られます。
クループ喉頭周辺が狭くなって空気を十分に吸い込めなくなる状態を云います。
原因は主に喉頭周辺の炎症ですが、他にアレルギー性、心因性の原因も含めてクループ症候群と呼びます。


症状:

1. 犬が吠えるような、特徴的な咳(犬吠様咳嗽)
2. かすれ声(嗄声
3. 息を吸うときにゼーゼーやヒューヒューする(吸気性喘鳴)



炎症の原因:

 細菌、ウィルス、マイコプラズマ、真菌(カビ)などの感染が原因の大部分を占めるが、アレルギー性要因や心理的要因が関与する場合もあります。
なかでも細菌、特にヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)による急性喉頭蓋炎が最も注意が必要です。



治療:

通常は外来で治療が出来ます。
吸入療法
加湿
点滴療法などをします。
長い間、咳が続く時は、是非一度、ご相談くださいね。