日課・業務 水ぼうそう
本日も終了。
水ぼうそう、(またの名を水痘)のお子さんが居られました。
流行次期は冬から春にかけて多かったのですが、最近は不定ですね。
潜伏期間:2週間
好発年齢:乳幼児、学童前半期。
治療
健康小児の軽症水痘は特に治療を要しない。水痘疹の消毒と、かゆみ止めとして局所に石炭酸亜鉛華リニメント(カチリ)を1日数回塗布する。
細菌感染がある場合、抗生物質軟膏塗布や内服を行う。
重症例に対しては抗ウイルス薬を用いた特異的治療を行う。
食欲不振などで経口摂取困難な場合は経静脈輸液や栄養補給などを加えた全身管理を行う。
眼瞼部の水痘疹と結膜の発赤がある時には角膜炎も合併することがあるので、抗ウイルス薬軟膏の塗布や眼科医の診察が必要である。
予防注射
1回 生後12ヵ月〜、通年 感染後3日以内なら防止、又は軽症化を期待する。
すべてがカサブタになり、新しい発疹が出来なくなったら、登園、通学が可能ですね。