日課・業務 仮性クループ

本日も終了。
寒くなり、本当に辛い日々ですね。
お弁当を持ってクリニックに行きますが、寒いせいか、美味しさは半減です。


最近、小さなお子さんに仮性クループの患者さんが居られます。
真性クループ(ジフテリア)に対して喉頭炎を起こしている病態のことを仮性クループと呼ばれていますね。


咳き込んだりするとオットセイが泣いているようなゴッホゴッホと言う咳が特徴です。
犬の遠吠え様と言う表現もありますね。
夜間になって、喉頭の腫れが強くなると、時に呼吸困難になったりします。
ウイルスが原因でなりますので、対処療法しかありませんが、ネプライザーなどをしますと
症状が軽くなられることがあります。


新型インフルも人類が始めて接するウィルスですので、症状や対処方も心配です。
喘息や心臓病などが基礎疾患にある方は、尚更御心配ですね。


ウイルス性の病気に伴う発熱は、アセトアミノフェンと言う解熱剤が良いです。
家にある解熱剤をもう一度、見ていただいて常備薬として、持っておられると、便利ですね。
御使用に不安があるときは、お電話などで確認をしてください。


発熱があるときは、充分に水分(イオン飲料)(母乳)など補給が良いです。
赤ちゃんなどで、母乳を飲んでおられるときは、母乳は完全食ですので、しっかり飲ませて上げてください。離乳食などは少しお休みをされても問題はありません。