日課・業務 上海の医療従事者

本日も終了。
上海には多くの日本人の医療従事者の方が居られます。
皆様はそれぞれの理由や目的で、上海で医療を実践されています。


ここは中国ですから、当然、中国衛生局の監督下で医療を行っています。


その基準は日本の厚生労働省よりも厳しいと感じます。
私達日本人の医療従事者は、医師免許のみ外国の免許でも診療場所を限定で一年間の
許可を得る事が可能です。
しかし看護師やレントゲン技師、検査技師、薬剤師などは中国での免許は使えません。
従って私のように呼び名は何であれ、医療行為は出来ません。


海外に滞在していて一番困るのは病気です。
言葉や文化の違いが、それで無くとも困っている方々に更なる苦痛や不安を与えることになります。


海外で事故や病気で困られた方は少なくないと思います。
私は自分の経験から、インフォメーションだけでもその意味があると思いました。
救急時の判断や、慢性疾患の管理、感染症の流行に伴う注意、子供の発達や検診も含め、日本語で説明の補足を得られたら、どんなに安心だろうと思った経験があります。



昨日は他の医療機関で働いておられる皆様とお話をする機会がありました。


本当に力強い限りだと、感じたのは私だけでしょうか?


小さなお子さんの胃腸炎や高熱を伴う風邪やA型インフルエンザもおられます。
交通機関は雨などが降ると、本当に大変ですね。