日課・業務 胃腸炎

本日も暑くなりそうですね。

この1週間ほど、嘔吐や腹痛で来院される方が居られますね。
外気温が上がってくると、皆様も経験がおありだと思いますが、食品の変化が早いです。
昔の人は、常備采を作って、毎日「火を入れる」と言うことに心がける時期でもあります。
加熱処理をきちんとする事で、腐敗などを防ぐと言った意味でしょう。


過去にも書いておりますが、下痢や嘔吐は、危険な異物が身体に入ると起こる身体の防衛反応です。これらの反応がある時は、むやみに症状を止めることはしないで、悪い物は早く身体から
出してしまう方が安心ですね。


ドイツでも問題になっているOー157は、細菌による感染ですが、細菌が産生する毒素による
感染症として、以前に日本でも多くの感染者を出しております。


長く続いたり、発熱や便に血が混じるなどの時は、早めに医療機関に御相談下さい。
小さいお子さんは、下痢や嘔吐に伴い脱水症状になる事があります。
点滴などで水分補給をされると、回復が早い事もあります。