日課・業務 あせも

毎日,蒸し暑い日が続きますね。
そんな時に,困るのが小さいお子さんのあせもですね。

原因は
汗が出る汗管がつまって、汗が皮膚の外に出られずに皮膚内にもれ出ることで発症します。
皮膚から浅いところでつまりますと、水疱が出来て、水晶様汗疹と言う病名が付きます。
痒みは少なく、2〜3日で良くなります。
皮膚の深いところでつまりますと丘疹となり、紅色汗疹と言う病名になります。
この時は温まると痒みを伴うことが多いようです。


治療は原因をなくすことが大切です。
水遊びや・シャワーの後に、肌をよく乾かして、亜鉛華軟膏やカチリなど吸水性の外用剤を塗ったりします。
湿疹がひどくなった場合には、ステロイド外用剤が必要なこともあります。
軽く扇風機をかけたり、冷房を効かせたりすることも必要ですね。


昔の人は入浴後にベビーパウダーなどを使いましたが、赤ちゃんの毛穴を塞いで湿疹をひどくしてしまうことがあります。


木綿の肌着を着せ、汗を良く吸い取ってあげることが、予防になります。
暑いときは、一日2回ほど、入浴することも良いですね。


痒みがあるときは、手の清潔が大切です。
かき壊して、とびひになったりしますので、気をつけましょう。