日課・業務 高山病

本日も終了。

夏になると,登山をされる方も多くなります。
世界遺産に指定された富士山の登山を計画をされる方や遠くはペルーなどの世界遺産を見に行かれる方もおられると思います。



高い山や高地に行かれると頭痛などの症状が現れるのが「急性高山病」と呼ばれます。
高度が2500メートル以上が目安になりますが、個人差があり3000メートルでも大丈夫な方もおられたり,2000メートルで症状が出たりする方もあります。


事前に医師に相談され、高山病の予防薬を服用されると、比較的症状が出現しにくいようです。


高山病の予防法は
① 高い山は急がずにゆっくり登る。
② こまめに水分を補給する。
③ アルコール,喫煙を控える。
④ 休養をしっかりとる。
⑤ 呼吸は口をすぼめ、深くやや速く



高山病は,重症になると肺や脳に水が貯まったりして,生命が脅かされる危険があります。
重症な時は酸素吸入などをして即座に下山して治療に専念する必要があるそうです。


皆さま,お気を付け下さい。
金山ファミリークリニックでは、自費による高山病予防薬をお出ししています。

日課・業務 水痘ワクチン定期接種

本日も終了。

上海ファミリークリニックでの,健診は日本人医師の居られる時にご予約をして下さい。
日頃、気になる健康のことなどは、日本人の医師の方がうまく伝わりますね。
検査自体は日本と変わりがありませんので、結果に基づき、医師の指導を受けて下さい。


水痘ワクチンは定期接種(公費負担)になります。

2014年10月からの実施を目指しています。
1歳から接種できます。1回目の接種後約3か月たったら2回目を受けるのがしっかりと 免疫をつけるために必要です.


対象者は1〜2歳(生後12月から生後36月に至るまでの間)は3カ月以上の間隔で2回接種します。
3〜4歳(生後36月から生後60月に至るまでの間)も、
過去に一度も水痘ワクチンを接種していないお子さんに限り、
2014年度(平成26年度)に限り1回の接種機会が提供される見込みです。

水疱瘡は、子どもの頃に水痘帯状疱疹ウイルスに初感染した時に発症する病気です。
水ぼうそうの初感染後で、免疫力の下がった時に現れる発疹が帯状疱疹と言われます、どちらも原因となるウイルスは同じなのです。


水痘ワクチンは、もともと,体の弱い方の為に作られた日本のワクチンです。

日課・業務 あせも

毎日,蒸し暑い日が続きますね。
そんな時に,困るのが小さいお子さんのあせもですね。

原因は
汗が出る汗管がつまって、汗が皮膚の外に出られずに皮膚内にもれ出ることで発症します。
皮膚から浅いところでつまりますと、水疱が出来て、水晶様汗疹と言う病名が付きます。
痒みは少なく、2〜3日で良くなります。
皮膚の深いところでつまりますと丘疹となり、紅色汗疹と言う病名になります。
この時は温まると痒みを伴うことが多いようです。


治療は原因をなくすことが大切です。
水遊びや・シャワーの後に、肌をよく乾かして、亜鉛華軟膏やカチリなど吸水性の外用剤を塗ったりします。
湿疹がひどくなった場合には、ステロイド外用剤が必要なこともあります。
軽く扇風機をかけたり、冷房を効かせたりすることも必要ですね。


昔の人は入浴後にベビーパウダーなどを使いましたが、赤ちゃんの毛穴を塞いで湿疹をひどくしてしまうことがあります。


木綿の肌着を着せ、汗を良く吸い取ってあげることが、予防になります。
暑いときは、一日2回ほど、入浴することも良いですね。


痒みがあるときは、手の清潔が大切です。
かき壊して、とびひになったりしますので、気をつけましょう。


日課・業務 アデノウイルス感染症

本日も終了。

最近、発熱があり喉が痛くて、関節痛がありますと来院される方が多いですね。

インフルエンザの方も週二人ほどですが、おられます。
初夏になるとみられるアデノウイルス感染症の方もいらっしゃいます。


アデノウイルスはいろんな病気を起こします。潜伏期は5〜7日で、感染経路は便、飛沫、
直接接触によります。免疫がつきにくいため何回もかかることもあります。
ウィルス性疾患ですので特効薬はありません。症状に合わせて治療をします。

医師は症状によって迅速テストをします。
8分から15分で結果が出ます。
御心配な方は医師に相談してください。

日課・業務 B型インフルエンザ

本日も終了。


上海ファミリークリニック


5月の連休は、小林先生が診療に行かれます。
ご予約は、お電話にて確認をして下さい。
一般内科、小児科はもちろんですが慢性疾患の相談や
お子さんの発達相談、予防接種相談などをされると良いですね。

矢野先生は毎週火曜日、木曜日の午前中に診療をされています。


日本人医師が居られない時は、総合診療医の中国の医師が勤務をしております。
通訳、日本人看護師が一緒に対応しておりますので、ご利用ください。



金山ファミリークリニックは

未だにインフルエンザの方が居られます。
発熱が伴う時は、市販薬を使われる前に受診をされ、インフルエンザチェックをされると良いですね。比較的軽い症状の為か、仕事先に行ってしまわれる方が多いです。
今年のインフルエンザは長くだらだらと発生が続くと言われています。
皆様、お気をつけください。

日課・業務 咽頭結膜熱

春ですね。

暖かくなって、インフルエンザは減りました。

でも、アデノウイルス感染症は少し,増えました。

咽頭結膜熱はアデノウイルス感染症です。急に高い熱がでて、目が充血して目やにが出たり喉が赤くなって痛かったり、下痢を伴ったりもしますね。プール熱とも言われ、暖かい季節になると増えてきます。

小さなお子様には、RSウイルス感染症の方もおられます。やはり急な発熱があり、咳や鼻水が出て,とても不機嫌です。一歳以下の赤ちゃんは夜間など咳の発作がひどいと呼吸困難になったりします。

いずれもウイルス性感染症ですから,特効薬はありません。医師と相談しながら対症療法をしていきます。

日課・業務 感染症、渡航ワクチン接種

大雪が降ったりで、春は遠い感じですね。
旧暦でお正月を迎えた中国も、この春節を過ぎると日に日に暖かくなります。


上海ファミリークリニックは田口先生が3月2日から23日まで診療をされます。
診療予約はお電話にてお願いいたします。
特に小児科の発達相談など、この機会にして下されば、ご安心かと思います。


金山ファミリークリニックは、風邪症状で来られる方が多いです。
お子さんの急な発熱には、B型インフルエンザもみられます。


大人の方は、比較的発熱が緩やかで、咽頭痛、身体がだるい、関節痛などが伴う症状の方に
インフルエンザの方が多いです。
いつもと違うと思われたら、市販薬を服用する前に受診されると良いですね。


インフルエンザは発症後48時間以内であれば、抗インフルエンザ薬が効きます。
当クリニックは、少し早めの症状の時も、迅速キットで判定できます。
詳しいことは、お電話にてご確認ください。



海外渡航の方のワクチン接種はご出発までの時間が大切です。
赴任がお決まりになりましたら、お電話にてお問い合わせをお願いします。
時間的余裕が無く、何もされないでご出発されることは、無謀です。
特に、東南アジアの諸島国、インド、アフリカ、などへの赴任は、予防接種が大切です。
A型肝炎、B型肝炎は出発までに2回から3回の接種が必要です。
狂犬病はWHOの推奨する方法で接種をされると良いですね。


特に水が良くない諸島国へは腸チフスなどもされるとご安心かと思います。


詳しいことは接種相談をご予約ください。