日課・業務 中医医療

漢方医療を実践する人を、中国では西洋医に対して中医と呼びます。
西洋の薬を使うときには処方箋を医師が書きます。そして漢方の薬を処方する時は、中医中医薬の処方箋を書きます。
西洋医も、中医も中国衛生局の管理下にあります。


当たり前だと云われそうですが、私は日本で西洋医学と言うものしか知りませんでしたので、20種類以上の漢方薬を処方する中医医療は、びっくりしました。


生薬と言われる漢方は、同じ草木の薬でも、用法ではまったく正反対に使用もされますね。
そのさじ加減と言うものは、微妙で,個人個人が異なるのはもちろんのことですが、その為に薬理効果と言うものを証明するのも、大変で、難しいようです。


個人個人が異なりますので、一般的に良いと言われても、人によっては効果が得られないと言うことですね。
ですから、中医医師の診察を受け、その医師がその人だけに処方を作るわけですから、同じ物がないと言うことでもあるようです。


ゆっくり時間が流れているなと感じる中医の診察は独特です。
皆様も一度、経験されては如何ですか?